そば畑の日記
2011年10月7日(金) 天気:晴れ
予報通りお天気に恵まれた本日、そばの収穫を行いました!
収穫は朝露に濡れて実が落ちづらい早い時間帯に行うのが最適という事で、前回の種まきの時より1時間ほど早く作業を始めました。初めにそば栽培講師の竹内さんに「そば」という作物の特徴から作業の流れまでを一通り説明していただき、作業に入りました。
収穫の手順は、のこぎり鎌で刈り取り→一定の太さで束ねる→6つの束を使って島を作る(島立て)の3段階。
育ちすぎな程に大きくなったソバたちは台風で倒されて絡み合い、刈って持ち上げると他の株の枝まで付いてきてしまうので、実を落とさないように慎重に刈り取りました。ソバたちはそれぞれにいろんな方向へ曲がったり折れたりしていたので、揃えて束ね、立てるのもなかなかコツの要る作業でした。それでも今回も9人で力を合わせて、午前中で全ての作業を終える事ができました◎
そばは実の成熟段階がまちまちで、今日刈った時点ではまだ若い実も多いため、これから天日干しにして追熟させます。この畑のそばがそもそも大きかったのと、次回の脱穀が3週間後と通常より期間が開くので、竹内さん曰くこの畑の島は「普通の島に比べてビッグサイズ」なのだそうです(笑)
今日実際に刈り取りをするまでは畑の中まで入れず、倒れてしまったソバが実を付けているのか、どのくらい付けているのかを確認する事ができませんでした。そのため、果たして収穫があるのか、どのくらいの量あるのか、収穫できなかったらどうしよう、と、期待と不安がずっと頭の中をぐるぐるしていました。今日1株1株を刈り取ってみて、そば打ち体験用と来シーズンの種まき用の分は確保できそうなので一安心しました。
次回28日の脱穀を経て、最終回のそば打ちで初めて自分たちで育てたそばを食べるという事がいよいよ現実味を帯びてきました!この段階まで来られた事に、それを可能にしてくれたソバに、自然に、ご協力くださったすべての方に、ただ、ただ、感謝です!!!
今日島立てしたソバがこれからどのように枯れ、実が熟していくのか、またこちらでご報告したいと思います☆この日記を見て、このそばを食べてみたくなった方、これから脱穀とそば打ちがありますので、ぜひぜひ奮ってご参加ください☆☆企画詳細はこちら☆☆