
2008年1月15日、私は北アルプスを撮影しました。その写真には、雪をまとった雄大な山並みが映っていましたが、よく見ると雪は中腹あたりまでしか積もっていませんでした。
実はこの風景を見返したとき、ふと1991年の冬の記憶がよみがえってきました。私がホテル玉之湯に入社したばかりの頃、北アルプスの山々はもっとふもとまで真っ白に染まっていたのです。その頃は「信州の冬といえば一面の雪景色」というのが当たり前のように感じていました。
写真で見る2008年の山も、そして今目の前に広がる北アルプスの姿も、どちらも美しいことに変わりはありません。でも、あの頃のような「真っ白な山肌」が年々見られなくなってきたことに、私は小さな寂しさと、環境の変化への不安を覚えます。
こうした変化の背景には、やはり「地球温暖化」があるのではないかと感じています。温室効果ガスの増加により、気温が少しずつ上昇し、雪の降る量や積もる高さにも影響が出ている。それは、年に数回しか見られない風景の違いとして、確かに目に見えるかたちで現れているのです。
ホテル玉之湯では、自然に囲まれたこの地で、できる限り環境への負荷を減らす取り組みを続けています。省エネルギーの工夫、地元食材の活用、使い捨て資材の削減など、小さな行動の積み重ねが、未来の信州の風景を守る力になると信じています。
かつての風景を知っているからこそ感じる「変化」。それは決してネガティブな気づきだけではなく、「今、私たちにできること」を考える大切なきっかけでもあります。
これからも玉之湯は、この美しい土地と共に生きる宿として、自然と人とのよりよい関係を見つめていきたいと思っています。


2025年4月3日


2025年4月2日
美ヶ原高原・思い出の丘に咲いていたヤナギランの記憶と、自然を守るということ


2025年3月30日
「ホテル玉之湯のSDGsへの取り組み 〜地域と人を大切にする宿を目指して〜」


2025年3月30日


2025年3月29日


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